いよいよ、国際物流総合展2026(Logis-Tech Tokyo 2026)が9月8日(火)から東京ビッグサイトで開幕します。

会期は9月8日(火)から9月11日(金)までの4日間。
東京ビッグサイトの東1〜3、7・8ホール、西1〜4ホールを使用して開催される、物流業界にとって大きな展示会です。

物流業界に関わる方の中には、今週のスケジュール帳や事前登録、訪問予定のブース確認をされている方も多いのではないでしょうか。

今回は、国際物流総合展2026の開催趣旨やこれまでとの違い、そして現場視点で注目したいポイントをまとめてみたいと思います。

1. 2026年の開催趣旨:自動化・省人化の「その先のフェーズ」へ

国際物流総合展2026の公式テーマは、「知恵と技術で、物流の未来を切り拓く。」です。

物流の未来というと、どうしてもAI、ロボット、自動搬送、WMS、TMS、バース管理、画像認識、データ連携など、最新のデジタル技術に目が向きます。

もちろん、それらはこれからの物流現場にとって欠かせない技術です。

しかし今回のテーマで注目したいのは、
「技術」だけではなく「知恵」とセットで語られていることです。

物流2024年問題を背景に、自動化・省人化・効率化への関心はさらに高まりました。
ただ、現在の物流現場では、単に「人を減らすための自動化」だけではなく、導入した技術をどう現場に定着させるか、どう安全に運用するか、どう投資対効果を高めるかが問われる段階に入っているように感じます。

つまり、技術そのものを見るだけでなく、
その技術を現場でどう使いこなすのか
という視点が、より重要になっているのではないでしょうか。

2. これまでとの違い:過去最大規模と、現場実装への関心

今回の国際物流総合展2026は、公式サイトでも過去最大規模での開催と案内されています。

東展示棟に加え、西展示棟も活用した大きな会場構成となっており、物流業界全体の関心の

高さがうかがえます。

展示会では、最新の物流システム機器や情報システム、各種サービスなど、ハードとソフトの両面から多くの提案が集まります。

一方で、現場側から見ると、関心は少しずつ変わってきているようにも思います。

「すごい技術かどうか」だけではなく、
「自社の現場で本当に使えるのか」
「既存の作業環境に合うのか」
「現場スタッフが迷わず使えるのか」
「安全面で無理が出ないのか」
「トラブル時にどう運用するのか」

こうした、より現実的な視点です。

数年前は、AIやロボットの近未来感に注目が集まりやすかったかもしれません。

しかし、これからは、
最新技術を現場にどう落とし込むか
が、より大きなテーマになっていくのではないでしょうか。

3. デジタル技術を動かすには、アナログ技術も必要になる

今回の展示会でも、AI、ロボット、自動搬送機、スキャナー、管理システムなど、多くのデジタル技術が紹介されると思います。

しかし、デジタル技術は、機械やシステムだけで現場に定着するわけではありません。

例えば、自動搬送ロボットが読み込むQRコード。
ハンドスキャナーで読み込むためのバーコード。
自動搬送機が動くスペースに、フォークリフトや人が不用意に入らないための注意表示。
ロボットやリフト、人の動線を分けるための床面表示。
火災やトラブルが起きた時に、どこへ動くべきかを示す導線。
外国人スタッフにも伝わるピクトや色分け。
初めて来たドライバーにも分かる受付や待機場所の案内。

こうしたものは、一見するとアナログな取り組みに見えるかもしれません。

しかし、デジタル機器を現場で正しく、安全に、安定して動かすためには、こうしたアナログな情報設計が必要になります。

最新技術を導入すること。
そして、その技術が現場で迷わず使われるようにすること。

この二つは、別々の話ではないと思います。

4. 注目ブース:ロジテムエージェンシーの出展に注目

今回の国際物流総合展2026には、アイエヌジーの正規代理店である                     ロジテムエージェンシーも出展します。

最先端の自動化システムやロボットに目を奪われがちな展示会ですが、現場を預かる立場から見ると、こうした「現場の足元」に関わる提案も見逃せません。

どれほど倉庫の自動化やデジタル化が進んでも、現場で働くスタッフの動線管理、安全確認、注意喚起、トラブル時の行動、外国人スタッフへの伝達などは、これからも重要です。

むしろ、システム化が進むピッキングエリアや搬送レーン周辺だからこそ、
人と機械が同じ現場で安全に動くための表示や導線設計が、より重要になる場面もあるのではないでしょうか。

ロジテムエージェンシーのブースでは、単に「床面表示の商品」として見るのではなく、
デジタル技術を支えるアナログな現場ソリューション
という視点で見ていただくと、少し違った気づきがあるかもしれません。

「最新のシステムは見た。
では、自社の現場でそれを安全に動かすためには、何が必要なのか。」

そう考える方にとって、参考になるブースの一つになると思います。

まとめ:最新技術とあわせて、現場の足元にも目を向けたい

東展示棟から西展示棟まで広範囲にわたる今回の国際物流総合展2026は、事前に見たいブースやテーマを整理しておかないと、あっという間に時間が過ぎてしまうと思います。

AI、ロボット、自動搬送、WMS、TMS、バース管理、スキャナー、データ連携。

こうした最新技術を見ることは、とても大切です。

一方で、その技術を現場で安全に、正しく、安定して動かすためには、
QRコード、バーコード、導線、注意表示、ピクト表示、現場のルール設計といったアナログな工夫も欠かせません。

物流の未来は、デジタル技術だけで作られるのではないと思います。

その技術を現場で活かすための、足元の設計。
人と機械が同じ現場で安全に動くための工夫。
トラブル時にも迷わず動ける導線。
言葉に頼りすぎない表示。

こうした視点も、これからの物流現場には必要になるのではないでしょうか。

9月8日からの4日間、国際物流総合展2026に参加される方は、最新技術の進化とあわせて、現場の足元を支えるソリューションにもぜひ目を向けてみてください。

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