飲料メーカーで発生した死亡事故。安全に対する考え方は大丈夫でしょうか?

8月18日に飲料メーカーの工場で大きな事故が発生した。事故に遭われた方のご冥福をお祈りします。

何故、そのような事故が発生したのか?調査が進んでいます。私も、工場や倉庫の安全性を高めるための【ルールのわかる化サイン】を提案してるので、事故原因解明と再発防止のための対策は気になるところです。

システムの不具合が発生し、職員が事故に巻き込まれる。それを防ぐためにきっちりとしたルールが必要であるということは当たり前です。しかし、気が緩んでいたり、作業を急がす人がいたりすると、ルール通りには作業を行えません。今回の事故は、早朝に一人で作業していて発生しています。もし、その場に大きなルール表示があり、常日頃から目にしていたら事故が防げていたかもしれません。

先日、製造工場の役員の方に”わかる化サイン”のプレゼンを行いました。ひと目で誰でもがそこで何をしてはいけないのかという事を理解して、常に見ることでルールを浸透させるために使っていただきたいとご説明しています。しかし、担当者様からの質問の多くは、現在使用している塗装やシールとのコストや耐久性のお話が中心になります。もちろん、現場の皆様は、従来の表示方法では見えにくく、すぐに消えてしまうという事では安全は担保できないことは承知してるにも関わらずです。

積極的に導入されてる企業は、人が事故に巻き込まれることによる損失を鑑みて、これまでありそうでなかったフロアマーキング技術を活用すれば、やりたかった安全対策が実現できるという事で即決されています。

最近では、”ルールのわかる化サイン”の導入をスピードアップしたい。安全に対する考え方を浸透させたいという等の理由でわかる化サインシステム(デジアナプリントシステム)を導入し内製化を進める企業もあります。

ある方が「職場は命をかける場所ではない!」とツイートしてました。

各企業様が、安全対策を見直し、コスト重視ではなく安全重視に思考を切り替えていただきたいなと思います。