【新人定着シリーズ 第6回】人間関係の揺れ幅が小さくなると、現場は驚くほど静かに整いはじめる新着!!
第5回では、新人が辞める本当の理由として「指示の揺れ」「空気の揺れ」「人の気分の揺れ」この “揺れ幅” が新人のストレスになるという話をしました。 では、この揺れ幅が小さくなると何が起きるのか？ 結論から言うと―― 新人 […]
【新人定着シリーズ 第3回】研修と現場は別世界・新人が混乱する本当の理由新着!!
新人が研修を受けている時、説明を聞きながら大きくうなずいてくれたり、「はい、わかりました！」と元気に答えてくれたり。 その姿を見ると、教育担当者も安心します。 しかし——いざ現場に出ると、 「え、そこじゃない！」「ストッ […]
【新人定着シリーズ 第1回】新人は“現場が見えていない”——ミスの正体を考える
新人が入ってきた時期、現場はちょっとピリつきますよね。 「今日も同じミスしてる…」「何回教えたら覚えるんだろう…」「危ないって言ったよな？」 でも、そのイライラは新人の性格や能力が原因とは限りません。 むしろ本質は、とて […]
【新人定着シリーズ・プロローグ】叱っても伝わらない時代に、現場はどう変わるべきか。
最近、物流倉庫の新人研修を見学する機会がありました。正直なところ、少し拍子抜けしました。 みんな和気あいあい。どこか“部活動の延長”みたいな空気感。新人に悪気はないのですが、緊張感が薄い。 研修担当者の方に聞くと、苦笑し […]
【物流統括管理者との協働 第4回】安全管理者にはできなかった「仕組みづくり」を、統括管理者が実現できる理由
2025年11月11日午前10時。大阪府にあるAmazonの大型物流倉庫で火災が発生しました。 消火活動はおよそ35時間続き、ようやく鎮圧に至りました。出荷もとは調査中ですが、施設内で稼働していた物流ロボットが 出火元と […]
【物流統括管理者との協働 第3回】その行動のバラつき、本当に“人のせい”にしていませんか？ 本当は、みんな正しくやりたいだけなんです。
現場で働く人たちは、本当は「間違えたい」と思って仕事をしているわけではありません。 新人も、派遣スタッフも、外国人の仲間も、ベテランも。みんな、自分の役割を果たしたい。みんな、現場を止めたくない。みんな、怒られたくない。 […]
【人が辞めない職場づくりシリーズ 第5回】価値観の違いをどう埋める？ ― 外国人・世代間の“共通言語”としてのわかる化
■ 「言った」「伝わらない」現場のすれ違い 最近の物流・製造現場では、外国人スタッフの増加や世代の入れ替わりが進み、同じ言葉を使っていても「伝わらない」という場面が増えています。 たとえば、・「ちょっと横に置い […]
【人が辞めない職場づくりシリーズ 第4回】採用コストを守る経営戦略 ― 教育を“仕組み”に変える投資の価値
■ “辞めない職場”は、最も確実なコスト削減策 人材の採用や教育にかかるコストは、見えにくいけれど確実に企業の経営を圧迫します。 新卒採用であれば、求人広告、説明会、面接、研修まで含めて1人あたり数百万円。パート・アルバ […]
【荷役現場に今必要なことを考える 第20回】 「ルールを守らない人」ではなく、「守れない環境」を見直す
■ 「ルールを守らない人が多い」と感じる現場で起きていること 「注意しても直らない」「ルールを守らない人が多い」――そんな声を多く聞きます。でも、本当に“人”が悪いのでしょうか？ 実際の現場を見てみると、守るための仕組み […]
【荷役現場に今必要なことを考える 第17回】現場任せの改善活動の限界 ― 価値観のズレ・複雑化する現場
かつての物流現場では、ベテランが中心となって口頭で指導し、現場の改善を進めるのが当たり前でした。長年の経験と勘に基づくベテランの判断は現場を支える大きな力であり、その存在感は絶大でした。しかし近年、このやり方に限界が見え […]