転写貼り付け時にインクにしわができるのは、

  1. アプリケーションシートとインクの密着度が低い
  2. インクが柔らかい

という原因があります。
この点を改善するための作業手順をまとめました。

[row col_bg="rgba(133, 247, 160, 0.06)"] [col span__sm="12" padding="15px 10px 15px 10px"] [title text="<解決方法>"]
  1. スタート部分の画像の上でハーフカットを何本か入れておく
  2. トンネルができないように保管する
    (インク面を内側にして紙管に巻取る/乾燥剤を入れた箱に保管する)
  3. アプリケーションシートの上からコールドスプレーを振る
    真夏の高温路面の場合は、あらかじめ路面にドライアイス等を撒いて冷やす
  4. アプリケーションシートのテンションを保ちながら離型紙をめくる
[/col] [/row] [row col_bg="rgb(201, 200, 200)"] [col span__sm="12" padding="15px 10px 15px 10px"]

印刷直後のインクは、まだ完全に硬化しておらず、非常に柔らかい状態です。
施工は、印刷後、最低24時間おいてください。

[/col] [/row] [scroll_to title="スタート部分の画像の上でハーフカットを何本か入れておく" link="section-1"] [section label="section1"] [title text="1.スタート部分の画像の上でハーフカットを何本かいれておく"] [row] [col span="6" span__sm="12"] [ux_image id="2490"] [/col] [col span="6" span__sm="12"]

仕上がったシートは、余白を残しながら周辺の余分な部分はカットしておきます。

ハーフカットの位置

  1. 画像の端から2㎝程度外側
  2. 画像の端から5㎝程度画像側
  3. 画像の端から30㎝程度画像側

特にベタ印刷の場合は、インク面の最初のところでしわになりやすいので、必ずハーフカットしておいてください。

[/col] [/row] [/section] [scroll_to title="トンネルができないように保管する" link="section-2"] [section label="section2"] [title text="2.トンネルができないように保管する"]

(インク面を内側にして紙管に巻取る/乾燥剤を入れた箱に保管する)

[row] [col span="6" span__sm="12"] [ux_image id="2492"] [/col] [col span="6" span__sm="12"]

巻き取る紙管は太い方が望ましいです。
シートが緩まないように、テープ止めをしてください。

[/col] [/row] [/section] [scroll_to title="アプリケーションシートの上からコールドスプレーを振る" link="section-3"] [section label="section3"]

<施工現場での作業手順>

[title text="3.アプリケーションシートの上からコールドスプレーを振る"] [row] [col span="6" span__sm="12"] [ux_image id="2494"]

インク面のスタートにあたる部分は必ずコールドスプレーを振ってから離型紙をはがしてください。

[/col] [col span="6" span__sm="12"]

まず、ハーフカットした①の部分を剥がして位置合わせをし、インクシールがずれないように転写面に貼りつけて固定します。

次に、インク面の貼り付けにかかるとき、アプリケーションシートの上からコールドスプレーを振り、②のハーフカット部分の離型紙をサイドから剥がします。
コールドスプレーの効果は10秒ほどですので、できるだけ手早く作業してください。

スキージーは、中央部分から両サイドに抜くようにあてて、エアがみしないように圧着してください。

同じ手順で、コールドスプレーを振り、③のハーフカット部分の離型紙を剥がして圧着します。

[/col] [/row] [/section] [scroll_to title="アプリケーションシートのテンションを保ちながら離型紙をめくる" link="section-4"] [section label="section4"] [title text="4.アプリケーションシートのテンションを保ちながら離型紙をめくっていく"] [row] [col span="6" span__sm="12"] [/col] [col span="6" span__sm="12"]

残りの離型紙を剥がしながら、圧着していきます。
離型紙をはがず前に、コールドスプレーを振って圧着する、という作業を繰り返してください。
離型紙をはがす際には、シートのテンションを保ちながら、できるだけスピーディーに、一定の速度ではがすようにしてください。

特に色薄い箇所がしわになりやすいので、重点的にコールドスプレーを使用するようにしてください。

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シートの最後の部分は、離型紙を全部めくってから、アプリケーションシートの角を外側に張るようにしながら圧着してください。

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