【荷役現場に今必要なことを考える2回】フォークリフト普及とともに変わった倉庫の安全文化
■ 荷物の増加とフォークリフトの登場 戦後から高度経済成長期にかけて、物流量は急激に増えていきました。それまで人力中心だった荷役作業は限界を迎え、やがてフォークリフトの導入が進みます。便利で効率的な機械は、荷物の流れを大 […]
【荷役現場に今必要なことを考える1回】なぜデジタル化だけでは離職は止まらないのか?
■ 導入 ― デジタル化が進んでも人が辞めていく現実 近年、物流業界では「デジタル化」「マテハン化」が合言葉のように語られています。倉庫管理システム(WMS)、自動搬送機器(AGV)、AIによる需要予測…。こうした投資は […]
【荷役現場改善ブログ 第22回】“思ってること・感じてること”シリーズの振り返りと、これから考えるべきこと
■ 21回で見えてきた現場の本音 このシリーズでは、現場スタッフや管理者の「思ってること・感じてること」を取り上げてきました。そこから見えたのは、立場ごとの認識のズレです。 ・「何度注意しても守られない」と感じる管理者 […]
【荷役現場改善ブログ 第21回】駐車場所の番号表記と輪止め ― 秩序と安全を守る基本ルール スタッフが“思っていること・感じていること”
■ 駐車場は“現場の玄関口” 倉庫や工場の駐車場は、従業員・協力会社ドライバー・来訪者など、多くの人と車両が行き交う場所です。その秩序が乱れると、作業効率の低下だけでなく、事故につながる大きなリスクを抱えること […]
【荷役現場改善ブログ 第20回】倉庫内エレベーター前は“危険地帯” ― 動線の区別とわかる化サインで守る安全 スタッフが“思っていること・感じていること”
■ エレベーター前は最も危険な場所 倉庫や工場で使われる昇降機・垂直搬送機は、壁際に設置されることが多くあります。そのため、歩行者が通りやすいエリアとリフトの作業範囲が重なりやすいのが特徴です。 リフトは前進して荷物を搬 […]
【荷役現場改善ブログ 第19回】シートシャッターに潜むリスク ― 作業効率と安全性のはざまで。 スタッフが“思っていること・感じていること”
■ なぜシートシャッターが使われるのか? 倉庫や工場の出入口に設置されるシートシャッター。通常のシャッターを開け放したままにすると、ほこりの侵入・温度の不安定化・虫の混入といった課題が起こります。また、最近ではエアコンを […]
【荷役現場改善ブログ 第18回・番外編】 注意・叱責が人間関係を悪化させるのはなぜ? ― 安全指導が逆効果になる現場の実態
■ なぜ“注意”がうまく伝わらないのか? 荷役現場では事故防止のために、研修・指導・注意・叱責が繰り返されています。しかし現実には、次のような状況が生まれがちです。 ・「研修しても身につかない」 ・「言っても守られない」 […]
【荷役現場改善ブログ 第17回】3PL倉庫における交差点リスク ― パートスタッフが多い現場で求められる“人を守る導線設計” スタッフが“思っていること・感じていること”
■ 3PL倉庫の特徴とリスクの背景 物流のアウトソーシング先として利用される「3PL倉庫」では、パートスタッフや短期派遣スタッフが多く働いています。その結果、人の出入りが多く、歩行者が絶えない現場が日常です。 このような […]