安全管理者
【荷役現場に今必要なことを考える 第12回】“安全担当者だけに任せる限界”

■ 安全担当者が背負う重圧 多くの物流現場では、安全担当者が任命され、労災防止の旗振り役を担っています。日々の点検や注意喚起、監査対応までを一手に引き受け、職場を守ろうと奮闘している姿は珍しくありません。 一方で、担当者 […]

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経営者にオススメ
【荷役現場に今必要なことを考える 第11回】 経営の投資判断と現場の本音のズレ

■ 投資判断は正しいのに、成果が出ない 多くの物流企業の経営者は、人手不足に対して“正しい投資”をしてきました。求人広告に多額の費用をかけ、最新のマテハン機器やシステムを導入し、働き方改革に沿った施策も実行して […]

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安全管理者
【荷役現場に今必要なことを考える 第10回】安心が“改善提案”を生み出す理由

■ 改善提案が出ない現場の共通点 「もっと効率的にできるのに…」「危ないと思ったけど、どうせ言っても無駄だろう」 現場スタッフがこう感じながら黙ってしまうのは、決してアイデアがないからではありません。多くの場合、「言えば […]

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安全管理者
【荷役現場に今必要なことを考える 第9回】安心の連鎖が、職場全体を変える

■ 安心感が人をつなげる 現場に入った新人が「ここなら安心して働ける」と感じると、その気持ちは周囲にも伝わっていきます。安心は目に見えませんが、 ・質問がしやすい ・小さな失敗も共有できる ・注意や指導が穏やか […]

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安全管理者
【荷役現場に今必要なことを考える 第8回】叱責文化を減らすことが、なぜ安全文化につながるのか?

■ 叱責で人は変わらない 「危ない!」「何度言えば分かるんだ!」――。物流現場では、忙しさや焦りから叱責で注意をする場面が少なくありません。 しかし、心理学の原理では「叱責=罰」は 短期的に行動を止める効果はあっても、正 […]

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安全管理者
【荷役現場に今必要なことを考える 第7回】求人広告や設備投資だけに頼る“その前にやるべき事

■ 広告費をかけても人は定着しない 物流業界では「人手不足」への対応として、多くの企業が高額な求人広告を打ち続けています。確かに一時的に応募者は集まりますが、肝心の定着率が低いため、人が辞めるたびに再び広告を出す悪循環に […]

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【荷役現場に今必要なことを考える 第6回】新人が辞めない仕組み ― 不安をなくす研修と現場づくり

■ 3か月で辞める人が多い理由 物流現場では「新人が3か月で辞めてしまう」という声が後を絶ちません。会社は求人広告を打ち、研修プログラムを整え、現場に配属する――やれることはやっているつもりでも、人は続かない。 その根本 […]

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安全管理者
【荷役現場に今必要なことを考える 第5回】〜新人がなぜ“最初の3か月”で辞めやすいのか?〜

■ 「3か月の壁」という現実 ”新人スタッフが続かない” 物流倉庫や荷役現場では、新人スタッフが入社しても「最初の3か月で辞めてしまう」ケースが少なくありません。採用担当者からは「せっかく採ったのに続かない」、現場の管理 […]

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お知らせ
【荷役現場に今必要なことを考える 第4回】 叱っても事故が減らないのはなぜか?

■ 現場に根強く残る“叱責文化”物流倉庫や荷役現場でよく見られるのが、ルール違反や危険行動に対して管理者が強く叱責する場面です。「守らないから事故が起きる。だから厳しく言うしかない」という考え方は長く受け継がれてきました […]

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安全管理者
【荷役現場に今必要なことを考える3回】不安をなくす仕組みが“人を定着させる”

■ なぜ人が辞めるのか? 物流現場で人が定着しない理由は、必ずしも「給与が低いから」「労働時間が長いから」だけではありません。多くのスタッフに共通しているのは、“安心して働けない” という感覚です。 ・フォークリフトや台 […]

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